劇場デートが最高の理由
ディナーと映画も悪くありません。けれど、ディナーとウエストエンドの舞台となると、まったく別格です。何世紀にもわたって観劇が定番のデートになってきたのには理由があります。感情を揺さぶり、驚きがあり、心からワクワクできる「共有体験」になるからです。一緒に笑い、一緒に息をのみ、終演後には自然と会話が弾みます。気まずい沈黙も、スマホを眺める時間もなく、ただ二人で“その場限りの生の体験”を分かち合えるのです。
観劇デートは「きちんと考えている」ことも伝わります。映画のチケットは誰でも予約できますが、作品選び、素敵なレストラン探し、良い席の確保――そのひと手間は必ず伝わります。初デートでも、結婚50周年の記念日でも、ウエストエンドなら期待を裏切りません。
デートにぴったりの作品選び
ここで多くの人が考えすぎてしまいます。黄金ルールは「二人が楽しめるもの」を選ぶこと。「観るべき作品」ではありません。お相手が音楽好きならミュージカルを。内容の深さや観劇後の会話を楽しみたいタイプなら、ストレートプレイ(演劇)のほうが合うかもしれません。
初デートなら、コメディや軽めのミュージカルが特におすすめです。観終わったあとに明るい気分で高揚感が残るほうがよく、感情的に消耗しすぎないのがポイント。舞台美術や演出が豪華な作品もデート向きです。ストーリーの好みが完全に一致しなくても、視覚体験として二人の記憶に残ります。最初の外出では、あまり長い作品は避けましょう――休憩込み3時間は、まだお互いを知り始めた段階では少し長めです。
長く付き合っているカップルで特別感を求めるなら、小規模で親密な会場のオフ・ウエストエンド作品も検討してみてください。多くの場合、熱量がダイレクトで、演者との距離も近く、体験全体がより特別でパーソナルに感じられます。
デートに最適な座席
席選びは、思っている以上に重要です。デートなら、ロイヤル・サークルまたはドレス・サークルが狙い目。舞台全体を見渡せる高さがあり、座席も比較的快適で、サークル席には自然と華やかさがあります。ストール(1階席)ならD〜K列あたりが、舞台の迫力に近く、大きなミュージカルナンバーでは特に胸が高鳴ります。
最前列は、二人とも“巻き込まれるのが好き”なタイプでない限り避けるのが無難です。作品によっては客席参加の演出があり、楽しい場合もあれば、お相手の性格によっては気まずく感じることも。さらに、視界制限席も避けましょう。2時間半、柱を避けて首を伸ばし続けるのほど雰囲気を壊すものはありません。
完璧な夜の組み立て方
勝ちパターンはこちら:17:30に落ち着いたバーで軽く一杯、18:00にレストランでプレ・シアター・メニュー、19:15に劇場へ向かって散歩しながら移動、観劇を楽しみ、22:00に静かな場所でナイトキャップ。流れが自然で、変化もあって飽きにくく、会話のための余白もきちんと作れます。
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tickadooのライター。世界中の最高の体験、アトラクション、ショーをカバーしています。